アルミ溶接時の注意点を教えてください

アルミニウム合金溶接施工法

07.10.2020 アップデート

溶接施工にあたってはより良い溶接結果を得られるために、
SS,SUS以上に注意点がある。
ここではTig溶接を例にピックアップしてみました。

•材料、識別などを明確に理解し適正な溶接材料を適用する。
•乾燥したきれいな材料を用いる。
•適正に保管された溶接材料を用いる。
•シールドガスが阻害されないよう注意をすること。
•母材の継手部分を洗浄すること。

ステンレス製ブラシで強くこすり表面の酸化皮膜をめくること。
アセトンやアルコールで継手部を拭くこと。

これだけのことでも良好な溶接品質に施工できます。
後は作業環境をきれいにし丁寧に溶接すれば
良好な結果が得られると思いますよ。

ブローホール対策その2

アルミ溶接の際のブローホールでいつも悩まされていましたが、
最近パージホースをガスライン用とトーチインナー用に
交換すればかなりの効果で溶接欠陥の低減が見込める事が
立証出来ている見たいです。

弊社もガスライン用を交換しましたがトーチインナー用が
交換出来ていない状況です。近日中に交換予定です。

うまく行けば、溶接補修も減り不適合品の流出を減らせるので
良いと思います。

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