気密溶接の試験方法を教えてください
08.27.2020 更新
溶接気密試験の確認方法は浸透探傷試験及び水圧試験を実施しています。
【浸透探傷試験】
溶接接合部を浸透探傷試験材にてピンホール等の表面に現れている
溶接欠陥を試験します。
手順は次の通りです。
①洗浄剤にて検査箇所を奇麗に洗浄します。
②試験箇所を浸透材を吹き付けます。
③10分経過後再度除去材にて浸透材を除去します。
④現像材を吹付けると欠陥部分に赤い色が浮かび上がります。
PT(ペネトラント テスト)と呼んでます。
溶接欠陥部分が赤色に発色します。(経年劣化による割れ)
【水圧試験】
試験対象物の各ポート全て栓をして要求耐圧にて
溶接部より漏れがないことを確認します。
万が一漏れがあった場合全て試験対象物より
取り払わなければなりませんので、
まずはVT(目視にて外観試験)にて判定後、
水圧試験を実施します。
弊社にて水圧での耐圧試験を行える範囲は低圧の
1Mpa~50Mpaの高圧まで対応できます。
ヘリウムディデクターを使った試験にも対応しています。
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