ステンレス鋼の種類につきまして

08.27.2020 更新

 

ステンレス鋼の種類は次の通りです。

 

特性として、一般的にさびにくい材料と
知れ渡っています。また耐食性、耐酸性、
機械的強度などがあげられます。

 

耐久消費財には無くてはならない材料ですね。
用途として、食品関係の設備、食器、厨房機器、
製薬、医療器具、、建築物、プラント関係
使用範囲はたくさんあります。

 

ステンレス鋼にはSUS304と呼ばれる代表的な
規格がありステンレス鋼中65%使用されています。
化学成分と金属組織上の分類から下記の種類があります。

 


マルテンサイト系ステンレス鋼

Feに約13%Crを含有させた13Crステンレス鋼
SUS403,410,410S,420J1,420J2,431,などがあります。
SUS431,440A,440B,440C 416 など機械構造用鋼と
同様に焼き入れにより硬化し高硬度、高強度の使用目的
にしたものが多いです。また溶接性は悪いです。

 


フェライト系ステンレス鋼

Crを16~18%含有するSUS429,SUS430などがあります。
耐食性や、高温での耐酸化性を目的としたステンレス鋼。
建築内装用、家庭用器具、家電部品など使用されています。
溶接割れを起こす欠点があります。

 

 

オーステナイト系ステンレス鋼

18Cr8Niを含んだ代表的なSUS304があります。
俗にステンレスと言ったらこの規格になるほど、
一般的であります。使用用途として食器、建築金物、配管など
使用用途はたくさんあります。

 


スーパーオーステナイト系ステンレス

SUS312L.SUS836L.N08926.N08354.N08367

SUS312L 20Cr-18Ni-3.3Mo-0.8Cu-0.2N

SUS836L 23Cr-25Ni-5.5Mo-0.2N

N08354 23Cr-35Ni-7.5Mo-0.2N

食品関係の醤油タンク、塩みりんタンク
環境設備では屋根材、排煙脱硫装置

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