ものづくりだより344号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
配管改修作業を行なった40A-S80
お客様のからの依頼で配管の改修作業を行いました。
作業内容は、現在使っている配管を取り外して逆止弁を
取付ける作業になります。
大変古い配管なので何かと厄介な作業をたくさん有りました。
溶接後、組立会社さんが復旧作業をされ無事稼働できました。
工法
・Tig溶接
パラメーター
電源装置:Panasonic YC-300BP4 DC
溶接電流: 130A
パルス電流: NA
パルス周波数: NA
パルス幅: NA
交流周波数:Na
溶加棒:TG-S50 1.6mm
電極: レアアースタングステン
シールドガス : Ar
予熱 : NA
直後熱:NA
まとめ
この作業は、切断が思うようにできなかったので
かなりの工数がかかりました。なるべく後工程を考え
精度良く切断がしたいのが、本音です。
しかしチャッキング出来るところがなく色々考えましたが
現場作業用の切断機を引っ張り出し、なんとか思い通りの
作業ができました。
今回活躍した工具はASADA パイプソー200SPです。
配管屋さんなら殆どのところが使っておられると思われる
必需品の道具です。
切断後はデメラー3Dテーブルにて寸法出しを行い溶接作業を実施しました。
デメラーがあると寸法出しが非常に便利で精度もちゃんと出せます。
溶接後漏れ試験のため浸透探傷試験にて確認を行いました。
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