ものづくりだより104号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
溶接施工計画
及び管理のお話です。
鋼構造物の溶接品質を管理するための施工計画や溶接施工要領書を
作成するのも溶接管理技術者の仕事です。
施工計画では特性要因図を用いて検討していき、この要因図を
4Mの要素で分けて示しています。
要因図
Material : 材料選定、管理
Machine : 溶接設備計画、管理
Method : 溶接技術
Man : 要員
計画
上記要素を具体化しておき計画にあたっては
1 要求品質
2 十分な知識
3 能率の良い方法
4 溶接欠陥、変形
5 作業環境、安全性
6 作業場の条件、作業者の制約
7 溶接品質の記録
まとめ
上記事項を配慮して施工計画及び管理を行っていかなければなりません。
でもこのような計画はいつも通りやっている事で明文化という事で難しく
書かれているようです。
管理者も作業者(ウエルダー)もPDCAを意識しながら溶接を携われて
いると思います。
やっぱり良い仕事をしていきたいと思いますからね。
特性要因図(溶接•接合技術持論より)
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