【アルファロメオ ジュリエッタ ブローオフバルブ ワンオフ製作|新規取引でも迅速対応の板金・溶接】
ものづくりだより492号
【はじめに】
おはようございます!株式会社上村製作所の上村昌也です。いつも「ものづくりだより」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、アルファロメオ ジュリエッタにHKS SUPER SQV(シーケンシャルブローオフバルブ)を取り付けるための、専用フランジティー製作の様子をご紹介いたします。京都市南区のホリイトレーディング 社長丹羽様より、今回初めてお問合せをいただきました。月曜日にお問合せをいただき、金曜日にはお客様へお車をお渡しするというタイトなスケジュールでしたが、弊社の技術と経験を活かし、無事納期内に納品することができました。初めてのお客様のご期待に応えられたことを大変嬉しく思います。
【特注フランジ製作への挑戦】
今回、お客様がお持ちの市販パイプでは、フランジの取付が難しいというご相談でした。そこで、アルミニウム6063パイプをご用意させていただき、現物合わせでフランジを取り付けられるように丁寧に加工を行いました。
写真1:素材となるアルミパイプと、お客様から支給されたフランジです。ここから、それぞれの形状に合わせて精密な加工を施していきます。
寸法を細かく確認しながら、溶接へと進みます。ブローオフバルブは気密性が非常に重要であり、走行中の振動も考慮する必要があります。そのため、しっかりと脚長を確保し、全周にわたって丁寧に溶接を行いました。
写真2:TIG溶接作業の様子TIG溶接でフランジとパイプを接合していきます。高い技術力で、気密性と強度を両立させる溶接を行います。
【品質管理と仕上がり】
溶接作業が完了した後には、浸透探傷試験を実施し、溶接部に欠陥がないかを厳しくチェックします。これにより、高い品質を保証しています。
写真3-1:浸透探傷試験の現像の様子 (溶接後の検査として、浸透探傷試験を実施。目に見えない微細なクラックも見逃しません。)
写真3-1:浸透探傷試験の様子 (合格です)
また、購入したパイプには細かな傷が入っていたため、お客様にご満足いただけるよう、スコッチブライトで丁寧に仕上げ作業を行いました。
写真4:スコッチブライトでの仕上げ作業 (最終仕上げとして、パイプ表面の細かな傷を取り除き、美しい仕上がりにします。)
写真5 : 完成品
初めてお取引させていただいたホリイトレーディング様のご要望された納期に間に合わせることができ、大変安堵いたしました。この度は誠にありがとうございました。
【まとめ】
今回のアルファロメオ ジュリエッタのブローオフバルブ用フランジティー製作を通して、弊社の板金加工・溶接技術、そして初めてのお客様にも迅速かつ丁寧に対応する姿勢をご確認いただけたかと思います。
- 特殊な形状の部品製作でお困りの方
- 短納期での対応をご希望の方
- 高い品質の板金加工・溶接業者をお探しの方
初めてのお客様も、ぜひ一度、株式会社上村製作所にご相談ください。長年の経験と実績に基づき、お客様のビジネスを全力でサポートさせていただきます。お問い合わせを心よりお待ちしております。
お客様の声にて丹羽様よりコメントもらってます。
株式会社上村製作所
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