ものづくりだより138号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
アルミ溶接構造物のご案内です。
材料はA5052 T=20mm W=478mm D=290mm H=218mm
ベース板に削り出しのL型アングルを溶接しています。
5月頃に製作した少しワークサイズが異なるベースフレームです。
溶接箇所は全周溶接です。背面の削りしろが1mmしかないので
変形しないように治具にて拘束しています。
要領は次の通りです。
①材料を開先加工
②板厚方向を溶接をし位置決め
③変形防止の為、治具にてワークを拘束
④溶接箇所を余熱(200℃)
⑤全周溶接
⑥リブの溶接箇所をビートカット
溶接条件はホームページにて詳しく掲載しています。変形は1mm以内に収まっています。
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