ものづくりだより155号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
ブレージング溶接(ろう付溶接)こんな所にも使われていた!
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ブレージング溶接とは
あまり聞きなれない溶接方法ですが自動車関係、オートバイ関係の部品に
採用されている薄板用の溶接工法の一つです。
ようはろう付けです。
工法
Tig,Mig溶接のように母材を溶かすわけではなく,溶接ワイヤーに
母材の溶融点よりも低い金属を溶かし接合物に接着するようなイメージです。
母材を溶け込まさないので溶接歪みも少なく外観も美しく仕上がります。
溶接電源
溶接機は専用のMIG溶接機です。
ワイヤーは銅が主体の細径です。
アルミ溶接検定試験にいつた時に会場に隣接していたショールームに
展示されていたので、採用されている部分がよくわかりました。
用途
オートバイ用燃料タンク
車関係ではマフラーの溶接とかにも採用されているみたいです。
漏れると重大事故につながるので大切な溶接部品。
まとめ
神戸と明石の関係がよくわかる画像ですね。
こちらのバイクはスタンダートなグレードですが
アルミやチタンを使っているオートバイ用燃料タンクも
出てきています。
追記
この度購入しましたオーストリア・フロニウス社
デジタル溶接機 TPS/i +CMT 500i にてブレージング溶接が
可能となりました。まだ試した事はないのですが、色々できる溶接機なので
楽しみです。
08/2021
デジタル溶接機 TPS/i +CMT 500i導入しました。
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