溶接

タングステン電極の選定でお困りじゃないですか?

ものづくりだより47号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。

今日はTig溶接に使用するとても大切なタングステン電極のお話です。

タングステン電極

TIG溶接時に消耗品の代表選手である電極棒は、各社から独自の名前で
販売しているものや、従来の規格品が次のようにあります。

・トリタン

・セリタン

・ランタン

・純タン

・三種混合(レアアース)

・ベスタン(ブランド名)

その他

原料はほとんどがタングステンですが、数パーセント他の元素が
混ぜてあります。
アークスタート性を良くしたり、耐久力を持たせたりと
色々です。

一時期レアアースが高騰し電極もかなり値段が上がりましたが、最近は
落ち着いている様です。そんなに騒がしくありません。

各タングステンの特性を生かした使用方法があり、組織に属している
作業者なら、会社購入した支給品を使うのがほとんどですが、
弊社みたいな零細企業なら溶接作業者の好み?なんかもありまして、
使い方はいろいろです。

次回、各特性や利用方法がありますので説明させていただきます。

 

危険極まりないトリウム入りタングステン!

 

 

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