アルミ溶接

アルミ長尺物溶接の法則【溶接順序を守ろう】

ものづくりだより328号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。

アルミ長尺物溶接の法則【溶接順序を守ろう】

 

全長2350 幅310 板厚30mmの板を溶接しました。

少し長尺物なので振り回しの際の接触傷などに注意を払い
デメラーテーブルを利用しまして溶接をおこないました。

溶接箇所は裏表のピッチ溶接で片面がサンダー仕上げの
指示がされています。そのままですと仕上げることにより
溶接部にクラックが入りますので開先を取りまして
溶け込み良くしています。

溶接順序を考える

この場合、表側が突合せ溶接で裏側が隅肉溶接と
形状が違うので両サイドの端面を溶接し直角を確認。

続いて突合せ溶接から行います。
隅肉溶接から先にすると変形が大きいので
応力が釣り合わないので直角だしがしにくくなりますよ。

1 両サイドの溶接
2 突合せ溶接
3 隅肉溶接

です。

参考
軽金属溶接協会さんのサイトから

http://www.jlwa.or.jp/faq/50.html
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アルミ長尺物溶接の法則【溶接順序を守ろう】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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