【アルミ板曲げのプロが解説!クラックを防ぎ高品質に仕上げる秘訣】
ものづくりだより325号
【はじめに】
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。 今回の記事では、板厚3mmのアルミ板金曲げ加工における、クラック防止と高品質な仕上がりを実現するための技術について解説します。アルミ材の特性を理解し、細心の注意を払うことで、精度の高い加工が可能となります。実際の加工工程を交えながら、詳しく見ていきましょう。
【アルミ板曲げ加工の基本と注意点】
アルミ板の曲げ加工における基本的な注意点は以下の通りです。
- 曲げパンチは、板厚以上の大きな内Rを使用する
- 材料のロール目に対して直角に曲げる
- 傷防止の為養生ビニールを貼る
これらに加え、今回は養生シートによる悪影響についても言及します。
【養生シートとクラックの関係】
傷防止のために養生ビニールを使用しますが、実はこのビニールが曲げ加工に悪影響を与えることがあります。曲げ部分の表面に微細なクラック(表面のめくれ)が生じる場合があるのです。特に板厚が厚いほど、この現象は顕著になります。今回の3mmの板厚でもわずかにクラックが発生いたしました。しかし、このクラックは表面的なもので、ペーパーで軽く擦るだけで簡単に除去できます。
ビニールをつけた状態で曲げたアルミ板
【曲げ後のTig溶接と歪み取り】
曲げ加工後、各パーツをTig溶接で接合しますが、ここで大きな課題となるのが変形(歪み)です。そのままでは検査に通らないため、プレスなどを用いて丁寧に歪み取りを行います。
歪みとりを行った状態
【最終仕上げ:スコッチでの傷取り】
最終工程では、傷などをスコッチで丁寧に仕上げ、製品を完成させます。
完成しました
【まとめ:アルミ板の精密板金加工は弊社にお任せください】
アルミ板の曲げ加工は、材質の特性を理解し、細心の注意を払って行う必要があります。弊社では、長年培ってきた技術とノウハウで、お客様の様々なニーズにお応えします。アルミ板の精密板金加工に関するご相談は、ぜひ弊社にお任せください。
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