アルミ溶接

アルミ製排気ダクトの製作工程を徹底解説|軽量化と換気効率UPの秘訣

アルミ製排気ダクトの製作工程を徹底解説|軽量化と換気効率UPの秘訣

ものづくりだより232号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
液槽内の換気にお困りではありませんか?今回は、軽量かつ耐久性に優れたアルミ製排気ダクトの
製作事例を紹介します。

*液槽換気の課題とアルミ製ダクトのメリット

液槽換気では、重量のあるダクトでは設置やメンテナンスが大変です。また、腐食性の高いガスが発生す
る場合は、耐食性に優れた材質を選ぶ必要があります。アルミ製ダクトは、軽量で耐食性に優れているた
め、液槽換気に最適な素材です。

*【工程解説】アルミ製排気ダクトの製作工程

  1. レーザー切断:シート材からレーザーで正確に切断します。
  2. ロール巻き:切断したシート材をロール状に巻き、成形します。
  3. ジョイント加工:ロールまきができるようにジョイントを取り付けます。

*軽量化と換気効率UPの技術的なポイント

ダクトの厚みや形状を最適化することで、軽量化と換気効率の両立を実現しています。また、
ジョイント部分の気密性を高めることで、換気効率の低下を防いでいます。

*オーダーメイドで最適なダクトを製作

お客様の液槽の形状や換気条件に合わせて、最適なダクトを設計・製作します。寸法、形状、材質など、
細かなカスタマイズにも対応可能です。

*【事例紹介】アルミ製排気ダクト導入で換気効率が向上

あるお客様では、従来のダクトでは換気効率が悪く、作業環境が悪化していました。アルミ製排気ダクト
を導入したことで、換気効率が大幅に向上し、作業環境が改善されました。

アルミ製排気ダクトの製作に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。お客様の環境に
合わせた最適なダクトを提案いたします。

【お問い合わせはこちら】
株式会社上村製作所
[電話番号]075-982-2931
[お問い合わせはこちら]お問合せページへのリンク
[ホームページURL]https://www.kamimura.co.jp

直径255mm長さ385mm A5052 T=2.0mm

溶接後直角を守るために突き合わせ部に隙間ができないように精度よく整形します。
内側はこんな感じです。
溶け落ちがないようにTIGパルスを使ってビートをコントロールします。
溶接の方向や順序を考え作業を進めていきます。

この後、ダクト下部にフランジを全周溶接し持ち運び用の取手を溶接して仕上げました。

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