おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
今回は、TIG溶接におけるシールドガス「アルゴン+水素混合ガス」についてご紹介します。
【アルゴン+水素混合ガスとは?】
不活性ガスのアルゴンガスに、可燃性ガスの水素ガスを3%~5%混合したシールドガスです。
【用途】 (SUS304、SUS316などのオーステナイト系ステンレス鋼の溶接)に使用しています。
【特徴】
水素の効果によりアークが集中し、深溶け込みが得られます。 (厚板溶接)では、電流値を抑えて
溶接ひずみを軽減できます。 (アルゴン100%の溶接)に比べて、溶接スピードを向上させることが
できます。
【使用上の注意点】
水素の混合量が多いと、(薄板溶接の低電流時)にアークが不安定になることがあります。
特に、(パルス溶接で低電流を極端に下げる場合)には使用できません(15A以上推奨)。
【最新情報】
(ガス製造メーカー研究所)によると、(亜鉛メッキ鋼板にも使用可能)とのことです。
アークが集中することで、(亜鉛メッキの溶融範囲が狭まり、溶接しやすくなる)そうです
(弊社では未検証)。 (TIG溶接での亜鉛メッキ鋼板の溶接は難しいため)、
試してみる価値はあるでしょう。
【現在の弊社のTIG溶接】
8年前の記事から更に技術が向上し、アルゴン+水素混合ガスを活用した高品質なTIG溶接を
提供しています。
【まとめ】
アルゴン+水素混合ガスは、深溶け込み、溶接スピード向上、溶接ひずみ低減に効果を発揮します。TIG溶接に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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