【アルミチャンバー製作】気密性を追求した溶接技術
ものづくりだより133号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
今回は、小型アルミチャンバーの製作事例をご紹介します。
製品概要
このチャンバーは、真空(低)環境で使用されるため、高い気密性が要求されます。
- 材質:A5052(板厚12mm、20mm)
- 製品サイズ:W=185mm、D=110mm、H=100mm
溶接条件
- 溶接機:パナソニックYC-300BP4
- 交流溶接電流:200A
- 交流周波数:200Hz
- シールドガス:Ar+He
- タングステン:純タン3.2mm
- 溶加棒:A5356BY 3.2mm
製作のポイント
- 気密性: 真空環境で使用するため、溶接部に微細な隙間も許されません。
- 外面溶接: 通常、真空チャンバーは内面溶接が基本ですが、今回は小型のため、
外面溶接で対応しました。
まとめ
アルミチャンバーは、高い気密性が要求されるため、高度な溶接技術が必要です。弊社では、
長年の経験と確かな技術で、お客様のニーズにお応えします。アルミチャンバー製作に関するご相談は、
お気軽にお問い合わせください。
現在の弊社の技術
2017年の記事公開後、弊社の技術はさらに磨きがかかり、アルミ溶接をはじめとする多種多様な素材、
形状に対応する高度な溶接技術を確立しています。
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小型アルミチャンバー上村製作所
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