【ブレージング溶接(ろう付溶接) – こんな所にも使われていた!】 – 薄板溶接の舞台裏
ものづくりだより155号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
今回は、あまり聞きなれない溶接方法「ブレージング溶接 (ろう付溶接)」についてご紹介します。
実はこの溶接方法、自動車やオートバイ関係の部品など、私たちの身近なものにも採用されている
薄板用溶接工法の一つなんです。
【ブレージング溶接とは】
TIG溶接やMIG溶接のように母材を溶かすのではなく、溶接ワイヤーに母材の溶融点よりも低い金属を
溶かし、接合部に接着するようなイメージです。母材を溶け込ませないため、溶接歪みが少なく、
外観も美しく仕上がります。
【工法】
専用のMIG溶接機を使用し、ワイヤーは銅が主体の細径です。
【用途】
- オートバイ用燃料タンク
- 自動車マフラー
- その他、薄板金属の接合
漏れると重大事故につながる可能性があるため、高い信頼性が求められる部品に使用されています。
【最新情報】
2021年8月、弊社にオーストリア・フロニウス社製のデジタル溶接機 TPS/i + CMT 500i が導入し
ました。この溶接機でブレージング溶接が可能となり、より幅広いニーズに対応できるようになりま
した。
【まとめ】
ブレージング溶接は、薄板金属の接合に最適な溶接方法の一つです。高度な技術と経験が必要ですが、
弊社では様々な溶接方法に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
【お問い合わせはこちら】株式会社上村製作所
【電話番号】 075-982-2931
【ホームページURL】 https://www.kamimura.co.jp
ブレージング溶接1
ブレージング溶接2
ブレージング溶接3
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当サイトに関わるあらゆる著作物・知的財産は株式会社上村製作所 上村昌也に帰属します。無断転載禁止
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実はこの溶接方法、自動車やオートバイ関係の部品など、私たちの身近なものにも採用されている
薄板用溶接工法の一つなんです。
【ブレージング溶接とは】
TIG溶接やMIG溶接のように母材を溶かすのではなく、溶接ワイヤーに母材の溶融点よりも低い金属を
溶かし、接合部に接着するようなイメージです。母材を溶け込ませないため、溶接歪みが少なく、
外観も美しく仕上がります。
【工法】
専用のMIG溶接機を使用し、ワイヤーは銅が主体の細径です。
【用途】
- オートバイ用燃料タンク
- 自動車マフラー
- その他、薄板金属の接合
漏れると重大事故につながる可能性があるため、高い信頼性が求められる部品に使用されています。
【最新情報】
2021年8月、弊社にオーストリア・フロニウス社製のデジタル溶接機 TPS/i + CMT 500i が導入し
ました。この溶接機でブレージング溶接が可能となり、より幅広いニーズに対応できるようになりま
した。
【まとめ】
ブレージング溶接は、薄板金属の接合に最適な溶接方法の一つです。高度な技術と経験が必要ですが、
弊社では様々な溶接方法に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
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