溶接管理技術者経営ブログ

【アルミ製溝蓋 補修溶接 プロの技で解決!】

【アルミ製溝蓋 補修溶接 プロの技で解決!】

ものづくりだより490号

【はじめに】

おはようございます。株式会社上村製作所の上村昌也です。今回は、ホームページからお問い合わせいただいた「アルミ製溝蓋の補修溶接」の事例をご紹介します。お客様がお困りだったのは、長年使用された2枚のアルミ製溝蓋。1枚は一般的な形状でしたが、もう1枚は車庫のプレートとして使われていた、1500mm×700mmもの複雑な形状でした。長年の使用による溶接箇所の破断により、プレートが変形し、ガタガタと不安定な状態になっていたのです。

この複雑な形状の溝蓋は、現物合わせで製作されたもので、お客様もその高い技術力に感心されていました。溶接部分の破断状況から、長年の使用による金属疲労が原因と考えられます。

【プロの技が光る!アルミ製溝蓋の補修工程】

  • 【溶接部の丁寧な清掃】:まず、溶接部に付着した汚れや被膜を、機械的に丁寧に除去します。これにより、溶接の品質を高め、強度を確保します。
  • 【変形したプレートの形状修正】:次に、変形したプレートをハンドバイスで慎重に整形し、元の形状に近づけていきます。この作業は、長年の経験と技術が必要とされます。
  • 【高度な溶接技術で修復】:いよいよ溶接作業です。プレート自体は6mm以上の厚さがありましたが、補強材には2mmに満たない薄い押し出し材が使われていました。そのため、材料に負担がかからないよう、低い電流値で慎重に溶接作業を進めていきます。
  • 【仕上がりの入念な確認】:溶接後、仕上がりを入念に確認し、歪みや不具合がないことを確認します。お客様に満足いただける、高品質な仕上がりを追求します。

    修正中の溝蓋

もう一枚の蓋

【お客様の喜びの声】

今回の補修溶接では、お客様のご要望通り、溝蓋を綺麗に修復することができました。これで、車庫からの車の出し入れもスムーズに行えるようになり、お客様にも大変喜んでいただけました。

今回のお客様は、以前に弊社のオフ会でお会いしたことがあり、ネットを通じて再び繋がることができました。このようなご縁があることに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

【まとめ】

アルミ製溝蓋の補修溶接は、専門的な知識と技術が必要です。上村製作所では、長年の経験と実績に基づき、お客様のニーズに合わせた最適なソリューションを提供いたします。溝蓋の破損でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。また、オーダーメイドでの溝蓋の製作も承っております。お気軽にご相談ください。

株式会社上村製作所
[電話番号]075-982-2931
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#アルミ溶接 #修理 #アルミフレーム溶接

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お問い合わせ先:075-982-2931
担当者:上村昌也

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