【シグナスX125 マフラー修理】溶接技術で愛車を復活!専門店が解説
ものづくりだより437号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
【はじめに】
今回は、グーグルマップからの検索を通じてご依頼いただいた、YAMAHA シグナスX 125 マフラーの修理事例をご紹介します。パイプとフランジ部分に発生した深刻な亀裂を、当社の溶接技術で補修し、愛車を蘇らせました。
- 【修理の背景】
お客様から修理のご依頼を受けたのは、YAMAHA シグナスX 125のマフラーでした。ステンレス製のマフラーに、パイプとフランジ部分に大きな亀裂が入っている状態でした。内部には、エンジンの排気によるカーボンが大量に蓄積しており、通常の修理よりも難しい状況でした。
亀裂が入り、カーボンが付着したシグナスX125のマフラー
【修理の工程】
- 溶接部分の清掃:まず、溶接部分を傷つけないように丁寧に清掃し、亀裂部分の状況を確認しました。内部のカーボンは、分解できないため、表面からできる限りの洗浄を行いました。
- 亀裂部分の溶接:全周にわたり、溶加棒を使用して丁寧に溶接作業を進めました。市販品のマフラーは、コスト削減のため溶加棒を使用しない「舐め付け」と呼ばれる溶接方法が用いられることが多いですが、耐久性を考慮し、当社の技術者は高品質な溶接を心がけています。
- 漏れ確認と最終仕上げ:溶接後、漏れがないかを入念にチェックし、最終仕上げを行いました。お客様に安心して長くご使用いただけるよう、細部にまでこだわりました。
溶接がしづらい箇所
- 【当社の溶接技術】
当社の溶接技術は、長年の経験と知識に裏打ちされたものです。ステンレス溶接においても、高い技術力と丁寧な作業で、お客様のニーズにお応えします。バイクのマフラー修理はもちろん、様々な金属製品の溶接に対応可能です。
補修溶接が完了した
- 【市販品との違い】
市販品のマフラーは、コストダウンのために簡易的な溶接が施されている場合があります。しかし、当社の修理では、耐久性を重視し、高品質な溶接を行います。これにより、修理後のマフラーは、長く安心してご使用いただくことができます。
- 【お客様へのメッセージ】
バイクのマフラー修理でお困りの方は、ぜひ当社にご相談ください。当社の高い溶接技術で、お客様の愛車を蘇らせます。また、バイクのマフラーに限らず、金属加工や溶接に関するご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。
【まとめ】
今回のシグナスX125のマフラー修理を通じて、当社の高い溶接技術と丁寧な作業をご理解いただけたかと思います。お客様のニーズに合わせ、最適な solutions をご提供いたしますので、金属加工や溶接に関するご相談は、ぜひ当社にお任せください。
参考サイト
YAMAHA
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