ものづくりだより296号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
ダイヘン六甲事業所さんでアルミ検定試験を受験後、愛知産業さんの
六甲アイランド溶接実演所にてフローニアス溶接機を使わせて頂きました。
いつもは展示会で溶接実演を見るだけだったんですが、念願叶い
溶接作業をさせて頂きました。
使わせてもらった溶接機は『インテリジェントデジタル溶接機 TPS/i CMT』
試験材A5052 T=2.0 3.0 8.0mm を持参しました。
いよいよ溶接開始です。わくわくしますね。
MIG機のCMTトーチはピストル型です。ワイヤーを押したり引いたり
1秒間に?回動作します。
トーチを持ちアークをスタートさせました。
トーチは少し重たいと感じましたが、工夫次第で、クリアできそうです。
それに、案外ピストル型も使いやすいです。
溶接スピードはさすがに速く、ハンドでは限界を感じるぐらいです。
アーク長が変わっても、溶融池はちゃんと追従してくれます。
音もジーっと良い音しています。
実はMIG溶接は初めてなんです。
機械のおかげで案外きれいにつきました。
後は溶け込み具合をちゃんとコントロール出来れば、目指している
溶接が出来ると考えています。
まだまだ試す事がたくさんありますが、短時間での実演作業
価値のあるものでした。納得!
余談ですが、以前は社名をフローニアス社といっていたのに
最近はフロニウス社と呼ぶようになったのはなぜですか?
営業さんに尋ねました。
理由は簡単でして、本国のオーストリアでは、フロニウスと
発音するそうで、フローニアスとは英語読みだそうです。
なるほど納得!
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