CMT溶接への道 6
ものづくりだより362号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
今回も前回と同じく板厚を変更しTIG溶接と
CMT溶接との性能試験を実施しました。
試験材料は
A5052 T=3.0mm 50mm×250mm 隅肉溶接です。
溶加棒
TIG→A5356 φ2.4mm
CMT→A5356 φ1.2mm
目的は前回通りでTIG溶接とCMT溶接との溶接時間、
変形角度の違いを調べるために試験をしました。
結果
こちらでも圧倒的にCMT溶接に軍配が上がります。
溶接時間
TIG→80sec
CMT→30sec
変形量
TIG→1度
CMT→0.5度
電流値
CMTはTIGの1/3以下の電流値
まとめ
上記のような結果が出ました。
CMTの圧勝です。3mmぐらいになると溶接技量の
程度はかなり下がります。美観に関しましては
TIG溶接ですね。溶接速度かなり遅いのが実感できました。
参考サイト
総代理店愛知産業さん
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