溶接管理技術者経営ブログ

【製造業必見】適正価格で利益を出す!板金・溶接業者のための原価計算と価格転嫁の基本

【製造業必見】適正価格で利益を出す!板金・溶接業者のための原価計算と価格転嫁の基本

製造業が押さえるべき【原価計算と価格転嫁実践の基本】勉強会の参加

ものづくりだより487号
おはようございます。株式会社上村製作所 上村昌也です。
先日京都府よろず支援拠点主催のセミナーに参加しました。
場所は『けいはんなオープンイノベーション(KICK) 3階研修室』です。

本来なら2月19日に開催される予定でしたが講師の方が体調を崩され
3月3日に変更になりました。2月19日は都合が悪かったので参加予定が
なかったのですが、変更されて受講できてよかったです。

それはさておき本日の内容は次のとおりです。

【はじめに】
この記事では、先日参加した京都府よろず支援拠点主催のセミナー『製造業が押さえるべき【原価計算と価格転嫁実践の基本】』の
セミナー内容を基に、板金加工・溶接業者の皆様が抱える『見積もりの精度が低い』『価格交渉が苦手』といった課題を解決するためのヒントを
勉強してきましたのでお伝えします。
場所は『けいはんなオープンイノベーション(KICK) 3階研修室』です。

【原価計算の基本】

まず、【原価計算とは?】についてですが、これは自社製品やサービスの製造にかかるコストを正確に把握するための計算です。財務会計が外部への情報開示を目的とするのに対し、管理会計である原価計算は、経営判断のための内部情報を把握するために行います。原価計算の目的は、利益の本質を把握することにあります。しかし、中小製造業では、正確に原価を把握できている企業は少ないのが現状です。多くの場合、相場の時間チャージに作業時間を掛けて見積もりを算出しており、いわば『どんぶり勘定』に近い状態です。しかし、それでは立ち行かなくなる時代が来ています。事業の継続には、正確な原価把握が不可欠です。

【価格転嫁の実践】

次に、【価格転嫁とは?】について解説します。価格転嫁とは、原材料費やエネルギーコストの上昇分を、製品やサービスの価格に反映させることです。近年、これらのコストは上昇傾向にあり、適切な価格転嫁を行わないと、利益が圧迫される一方です。価格転嫁を成功させるためには、事前の準備が重要です。まずは、自社のコスト構造を把握し、価格転嫁の根拠となるデータを揃えましょう。そして、顧客との交渉では、誠意をもって丁寧に説明することが大切です。価格転嫁は、単なる値上げではなく、品質やサービスの向上など、顧客にとってのメリットも提示することで、理解を得やすくなります。

【まとめ】

今回のセミナーでは、原価計算の重要性と、価格転嫁の実践方法について学ぶことができました。中小製造業が生き残るためには、どんぶり勘定から脱却し、正確な原価計算に基づいて適正な価格を設定することが不可欠です。この記事が、皆様の経営改善の一助となれば幸いです。

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