砲金と鋼の異材溶接を行なった
ものづくりだより407号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
砲金と鋼をTIG溶接しました。
砲金は英語で【gunmetal】なんですね。知らなかったです。
ちょっと恥ずかしい〜
まずは砲金を250°Cまで予熱を行います。
これは局所的に大電流を流さない様に予め全体に
予熱を行います。大電流を流すとブローホールが
発生し溶接欠陥となるので低い電流で作業を行うのが
コツです。
また溶接後は組織が粗大化し割れの原因にもなりますので
溶接後ハンマーピーニングを行う事により結晶粒が
微細化し溶接部の強度が上がるのでなるべく行いましょう。
まとめ
・溶接部の清浄化
・予熱250°Cの実施
・電流値を低めで設定
・溶加棒はニッコー熔材NCP-R
今回も最後までお読み頂きまして有難うございました。
日本溶接協会溶接情報センターさんのサイト
http://www-it.jwes.or.jp/qa/details.jsp?pg_no=0050020950
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