ものづくりだより125号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
昨日はアルミ溶接作業に集中していました。
型鋼を組合して構造物に仕上て行く作業ですが変形防止の
治具の拘束力が弱かったので予想以上に歪みが出ました。
変形防止のために治具で溶接部を拘束するのは精度保持には
欠かせない道具ですが、拘束力が強くなりすぎると、溶接金属に応力集中が
大きくなり高温割れや遅れ割れが発生する場合もあるので注意が必要なんです。
今回の作業は歪みとりに手がかかったので見積以上の積算時間となり、
失敗作です。溶接変形は製品品質も低下するし良いものではありません。
次回からは治具の強度を上げ変形を押さえるように作業に取り掛かります。
こちらの写真は過去に使った写真ですが形状はこのような形をしています。
今回製作している写真は公開できませんのでご了承願います。
読めば役に立つ軽金属溶接協会 アルミ溶接Q&A
http://www.jlwa.or.jp/faq/index.html
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