溶接

『アーク溶接の改善課題とその対策について』

ものづくりだより313号
おはようございます溶接管理技術者の上村昌也です。

溶接技術WEBセミナー

『アーク溶接の改善課題とその対策について』

8月28日、11月20日Zoomウェビナーにて
セミナーを受講しました。

今回は3回目となります。

『アーク溶接の改善課題とその対策について』


アーク溶接の改善課題として

『スパッタ対策』
『メッキ鋼板ブローホール対策』
『中・厚板溶接における高品質化と高速化』

上記をテーマとしてセミナーが開催されました。

講師は定評のある岩谷産業さんの石井さんです。
実際溶接技術もさることながら、とてもわかりやすく
上手にお話を進めていかれます。

 

その中でもご紹介させて頂きたいことは何かといいますと

『メッキ鋼板ブローホール対策』

です。

以前大量にメッキ鋼板の溶接加工を行ったときにブローホールで
困ったことがありました。そのときはTig80% Mag20%の
割合での仕事量でした。

Magは混合ガスとワイヤーでなんとかしのげたのですが
Tig溶接でかなり苦労させられました。
いろいろな方に相談しましたがメッキ鋼板には
Tig溶接では相当難しいと、ご指摘を頂いておりました。

 

いまだに完璧な対策は解らないのですが、
今日のセミナーではMag溶接時の対策方法が
何点かご教授頂けましたので、トライしてみたいと思います。

 

来年もセミナーの続きがまだまだあるようなので
楽しみにしています。岩谷ガスさんと取引していてを
良かったと思います。

 

余談ですが大陽日酸さんともお付き合いをしていますが
このようなユーザーフレンドリーなことはしてくれません。
最大手なのでガス業界のモデルとなるような
工夫は必要かと感じてます。

 

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