溶接シミュレーション装置AR,VR
ものづくりだより382号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
季刊誌である溶接学会誌No4が届きました。
今回の特集は『最新の溶接技能伝承』です。
ようは熟練技能者のノウハウをAR,VRを活用し
溶接技術者の能力向上を目指した教育支援です。
簡単に要約しますと
AR方式(拡張現実)とVR方式(仮想現実)の違いは
AR方式は溶接実機で使う実際のトーチを使って
専用溶接面を被りARシミュレーターにて訓練を
行う方式です。
かたや、VR方式はヘッドセットをはめシミュレーター用の
トーチを使って模擬溶接を行う訓練装置です。
こちらのシュミレーターは実際に使わされてもらった事があります。
トーチが非常に軽くゲーミーフイクションの要素が非常に高いように
感じられました。
学会誌の論文を読んで感じたことは、溶接に興味を
持ってもらうような支援装置としてはVR
実際に溶接作業をされていて更なるレベルアップを
目指した訓練装置としてはARかなって、理解しました。
参考
コメント