純タングステン電極の特性と使い方 – 溶接管理技術者が解説
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
今回は、TIG溶接で使用する【純タングステン電極】について解説します。
アルミ溶接における純タングステンの役割と、正しい使い方を理解しましょう。
【純タングステン電極】とは?
- タングステン含有量がほぼ100%の電極で、「純タン」とも呼ばれます。
- 交流専用で、アルミや真鍮などの溶接に使用されます。
- アークスタート性はやや劣りますが、電極の先端を研磨する必要がないのが特徴です。
使用していると段々と先端が丸くなりますが問題ありません。
【純タングステン電極】の用途
- 主に【アルミ溶接】に使用されます。
- 真鍮の溶接にも適用可能です。
- 溶接金属へのタングステン混入を避けたい場合に最適です。
【純タングステン電極】の特性
- アークスタート時に「ジィー、ジィー」という音がすることがあります。
- 電極先端を研磨すると溶け落ちて溶接金属に混入するため、丸い形状で使用します。
- 【セリタン】も交流溶接に使用できますが、タングステン混入のリスクを考慮する場合は
【純タン】が推奨されます。
【よもやま話】
- 約40年前、アルバイト先でアーク溶接機にTIG溶接装置を取り付けてアルゴン溶接を行っていました。
- 当時はTIG溶接専用機が高価だったため、アーク溶接機を流用していたと考えられます。
- 技術の進歩により、現在では高性能なTIG溶接機が普及していますが、昔の人は様々な工夫を
凝らして溶接を行っていました。
まとめ:
【純タン】はアークスタート性は劣りますが、アルミ溶接において信頼性の高い電極です。電極先端を
研磨せずに使用することで、溶接金属へのタングステン混入を防ぎ、高品質な溶接を実現できます。
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