溶接管理技術者経営ブログ

京都銀行新春経済講演会【2020】永守さん登場(経営者は自信を持て!)

京都銀行新春経済講演会【2020】永守さん登場(経営者は自信を持て!)

ものづくりだより256号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。

【はじめに】

  • 2020年1月10日、京都銀行新春経済講演会に出席しました。今回は、日本電産会長の
    永守重信さんが登壇されるということで、スタッフと2名で参加しました。

【来場者4000人】

  • 当日は天候も良く、地下鉄東山駅から会場の「みやこめっせ」まで徒歩で向かいました。みやこめっせの地下駐車場はすでに満車で、周辺の道路や駐車場も大混雑。今回は、永守さんが登壇されるということで、来場者が多いと情報があり、少し早めに到着しました。会場に着くと、すでに数十人の方が並んでおり、永守さん目当ての来場者が多いことがわかりました。

【京都銀行土井頭取のお話】

  • 講演会は、京都銀行土井頭取の年頭の挨拶から始まりました。土井頭取は、米中貿易問題、米大統領選挙、米イラン問題の3つのリスクがあるものの、2020年は良い方向に向かうと述べられました。また、永守さんが登壇されることで、「ぐたぐた銀行」「ケチケチ銀行」と言われるかもしれないと話し、会場の笑いを誘いました。

【第1部:伊藤教授の講演】

  • 第1部では、毎年恒例の伊藤教授が登壇されました。伊藤教授は、今年は大きな変化の年であり、5年から10年に一度は大きな危機が訪れると話されました。キーワードは、人材、持続性、テクノロジー、グローバル化の4点です。人材については、日本は20年前と賃金が変わらないこと、シニア活用の限界について言及されました。持続性については、環境問題、温暖化対策の重要性を説かれました。テクノロジーについては、デジタルトランスフォメーション(DX)を推進し、ビジネスに活用すること、オンラインとオフラインの融合、サブスクリプションの理解を促されました。グローバル化については、時間の関係で詳細を聞くことができませんでした。

【第2部:永守重信会長の講演】

  • 第2部では、日本電産会長の永守重信さんが登壇されました。永守さんは、まず京都銀行の「ぐたぐた銀行」「ケチケチ銀行」の話で会場を沸かせました。また、京都銀行の幹部が3Mを洋服の会社と間違えたエピソードを披露し、会場は大爆笑となりました。本題は、日本の教育問題についてでした。永守さんは、現在の大学教育が社会で活躍できる人材を育成できていないと指摘し、独自の教育方針を熱く語られました。特に、人の潜在能力を見抜き、EQ(心の知能指数)の高い人材を育成することの重要性を強調されました。

【まとめ】

  • 質疑応答では、予定時間を大幅に超過するほど、永守さんの熱いメッセージが炸裂しました。「すぐやる」「必ずやる」「できるまでやる」という言葉が印象的でした。また、ビジネススクール、小学校、中学校、高校を設立するという壮大な計画を語り、聴衆を驚かせました。最後に「経営者は自信を持て!」と力強く語り、講演は幕を閉じました。最高に楽しい講演会を開催された京都銀行さんに感謝するとともに、永守さんの話を聞けて感動した1日でした。
京都銀行新春経済講演会【2020】永守さん登場(経営者は自信を持て!)

新春講演会2020

 

 

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