【職人技】直径1300mm!アルミ薄板で高精度な蓋を製作するTIG溶接技術
ものづくりだより208号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
【はじめに】
この記事では、A5052材を使用した可搬式容器の蓋の製作事例を紹介します。直径1300mmのリピート
品であり、気密性を保つためにTIG溶接で内面から隅肉連続溶接を行いました。新規顧客からのリピート
注文は、品質の高さを示すものであり、非常に嬉しく思います。今後もアルミ溶接品を中心に、手間のか
かる作業にも積極的に取り組んでいきます。
*【製作工程】
*A5052材、板厚2.0mmと3.0mmを使用し、直径1300mmの可搬式容器の蓋を製作しました。外周は
TIG溶接で内面から隅肉連続溶接を行い、気密性を確保しました。リピート品であるため、品質の安定性
が求められます。
*【溶接条件】
* 溶接電源:Panasonic YC-300BP4
* 出力電流:交流 * 交流周波数:150Hz
* パルス:○
* パルス周波数:55Hz
* パルス幅:45%
* 電流:15A
* パルス電流:180A
* シールドガス:Ar
* タングステン:純タン 2.4mm
* 溶加棒:A5356BY 1.6,2.4mm
* 予熱:○
*【作業のポイント】
*今回の溶接では、気密性を保つために隅肉連続溶接を行いました。リピート品であるため、過去の製作
で得られた経験を活かし、安定した品質で製作することができました。また、薄板の溶接であるため、
パルスTIG溶接を活用し、熱影響を最小限に抑えるように工夫しました。
株式会社上村製作所
[電話番号]075-982-2931
[お問い合わせはこちら]お問合せページへのリンク
[ホームページURL]https://www.kamimura.co.jp
A5052-OD1300-02
コメント