おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
溶接用電極セリウム入りタングステン”セリタン”のご紹介です
セリウム入りタングステン
TIG溶接の際に使用するタングステン電極でセリウム入り通称
“セリタン”です。もっともポピュラーな電極となります。
セリタンとは
それではセリタンとはどういった電極でしょうか。
セリタンはトリタンからの代替え品で、有害物質を含まないため
現在の主流になっています。電流は直流、交流どちらでも使用できます。
アークのスタートもよくタングステンの持ちも良く、購入単価もおさえて
ありコストパフォーマンスの優等生です。
識別
電極の先にグレーの色付けがしてあります。
まとめ
ただ、精密な溶接をするとき稀にタングステン先端からアークが飛ばず、
電極の横からアークする場合があり、問題となる場合もありますので
注意が必要です。
電極先端の研ぎ方には、角度によりスタート性や溶け込みなど特性が
違ってきますので、状況に応じて使用することが望まれます。
おすすめサイト
大陽日酸ガス&ウェルディングさんのホームページ
http://www.tngw.tn-sanso.co.jp/
ラメールさんのホームページ
https://www.lamerco.com/product/r_parts/tungsten_spec.php
危険極まりないトリウム入りタングステン!
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