【油圧発生装置用 鉄製角型タンク製作 – 弊社の最新技術も導入!】
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
今回は、油圧発生装置用の鉄製角型タンクの製作事例をご紹介します。
【製品概要】
- 材質: SPCC 2.6mm
- サイズ: W=680 D=490 H=450
- 用途: 油圧発生装置
【製作のポイント】
今回はSUS製タンクではなく、SS (鉄) 製でのご依頼でした。SPCC 2.6mmという珍しい
サイズの材料を使用しています。弊社で扱う材料としては稀な板厚です。
曲げ加工と溶接構造にて製作しました。タンク内側には、ポンプとフィルターを載せるための
パネル用アングルを溶接しています。
板金の角を溶接すると側面に歪みが出てくることがありますが、材料を拘束することで歪みを
防止しました。
【検査体制】
角寸法を計測後、漏れ試験 (PTおよび水張り試験) を実施し、品質を保証しています。
正面には油面用ゲージとドレンソケットを取り付けます。
【弊社の最新技術】
弊社では、最新鋭のTIG溶接機を導入し、高品質な溶接を実現しています。特に、薄板の溶接において
は、歪みを最小限に抑えるためのパルス溶接技術を活用しています。また、長年の経験と職人の技術に
より、設計段階から最適な製作方法を検討し、効率的かつ高品質な製品製作を実現しています。
【まとめ】
弊社では、様々な材質、サイズ、用途のタンク製作に対応しております。油圧発生装置用のタンク
製作も、ぜひ弊社にご相談ください。
【お問い合わせはこちら】株式会社上村製作所
【電話番号】 075-982-2931
【ホームページURL】 https://www.kamimura.co.jp
SSタンク2
SSタンク2
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