溶接

【チタン丸棒溶接のプロが解説!高品質溶接の秘訣と応用事例】

【チタン丸棒溶接のプロが解説!高品質溶接の秘訣と応用事例】

ものづくりだより339号

【はじめに】

おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。今回は、以前にご注文いただいたチタン丸棒溶接品について、製作過程と品質管理のポイントを詳しくご紹介します。材料はTB340 φ55 φ175、厚み20mmのチタン丸棒です。チタンは強度と耐食性に優れた金属ですが、溶接には高度な技術が求められます。

  • 使用材料:TB340 φ55 φ175、厚み20mm
  • 溶接方法:Tig溶接
  • シールドガス、アシストガス、バックガス使用

【高品質溶接を実現するTig溶接の技術】

今回の溶接では、高品質な仕上がりを実現するために、Tig溶接を採用しました。Tig溶接は、精密な溶接が可能であり、チタンのような特殊金属の溶接に適しています。

  • 電源装置:Panasonic YC-300BP4 DC
  • 溶接電流:125A
  • 溶加棒:T1-2 1.6mm
  • 電極:レアアースタングステン
  • シールドガス:Ar溶接時のパラメーターは、材料の特性や形状に合わせて細かく調整する必要があります。特にチタン溶接では、酸化を防ぐためのシールドガス管理が非常に重要です。
チタン丸棒溶接品

前回酸化か気味の箇所

【品質管理の徹底】

以前の製作では、トーチ角度とターンテーブルの回転が一致せず、わずかなコンタミが発生しました。今回は、前回の経験を活かし、PDCAサイクルを回して対策を実施しました。

  • トーチ角度とターンテーブル回転の最適化
  • 溶接速度の精密な制御
  • 溶接後の徹底した品質チェック

これらの対策により、今回は高品質な溶接を実現できました。チタン溶接は一発勝負の要素が強く、常に緊張感を持って作業に取り組む必要があります。

製品の底

熟練の技術でトーチ角度と回転を調整し、高品質な溶接を実現します。

徹底した品質管理により、美しい溶接ビードを実現しました。

【まとめ】

今回のチタン丸棒溶接では、前回の反省を活かし、高品質な製品をお客様に提供できました。弊社では、チタンをはじめとする特殊金属の溶接において、長年の経験と高度な技術を持っています。お客様のニーズに合わせた最適な溶接ソリューションをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

株式会社上村製作所
[電話番号]075-982-2931
[お問い合わせはこちら]お問合せページへのリンク
[ホームページURL]https://www.kamimura.co.jp

参考

日本チタン協会さんのホームページ

http://www.titan-japan.com/

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