【チタン材料解説】種類と特徴を徹底比較!
ものづくりだより105号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
今回は、チタン材料について詳しく解説します。
チタンとは?
チタンの名前は、ギリシャ神話のタイタン(巨人)に由来します。チタンは、スポンジチタンから
インゴット、展伸材へと加工され、チタン専門メーカーから2次加工メーカーへと供給されます。
チタンの特徴
チタンは、「錆びない」「軽い」「強い」という優れた特性を持ちます。工業製品、ゴルフクラブ、
バイクのマフラー、眼鏡フレーム、人工骨、自転車フレームなど、幅広い分野で利用されています。
比重は4.51で、鉄(7.85)とアルミニウム(2.7)の中間程度です。
チタンの種類
弊社で取り扱ったことのあるチタン材料を以下に紹介します。
- 工業用純チタン:一種、二種があり、化学工業、熱交換器、コンデンサー、チューブなどに
使用されます。 - αチタン:Ti-0.2Pb、Ti5Al-2.5Sn、Ti-5Al-2.5SnE1.1などがあり、耐食性が必要な部品や
エンジンプレートなどに使用されます。 - Near αチタン:Ti-6Al-2Cb-1Ta-0.8Mo、Ti-8Al-1Mo-1V、Ti6Al-4Zr-2Mo-2Snなどがあり、
潜水調査船、航空機フレーム、ジェットエンジンケースなどに使用されます。 - α+βチタン:Ti-8Mn、Ti-6Al-4V、Ti-6Al-4VEL1、Ti-6Al-6V-2.5Sn、Ti–7Al-4Moなどがあり、
航空機部品、ジェットエンジン、極低温容器、ロケットモーターケースなどに使用されます。 - βチタン:Ti-13V-11Cr-3Al、Ti-8Mo-8V-2Fe-3Al、Ti-15Mo-5Zrなどがあり、宇宙船、
航空機フレームなどに使用されます。
まとめ
チタンには様々な種類があり、一般的には純チタン二種とα+βチタンのTi6Al-4Vがよく知られていま
す。Ti6Al-4Vはバイクのマフラーにも使用されており、ご存知の方も多いでしょう。
チタン溶接については、次回詳しく解説します。
【現在の弊社の技術】
2017年の記事公開後、弊社の技術はさらに磨きがかかり、チタン溶接をはじめとする難加工材の
溶接技術も進化しています。
【まとめ】
チタン溶接に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
[お問い合わせはこちら]株式会社上村製作所
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チタンプレートの溶接のしかた
http://www.titan-japan.com/technology/properties.html
日本チタン協会さんのホームページ
http://www.titan-japan.com/technology/properties.html
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