HKS中間パイプ、新品同様によみがえる!溶接修理の舞台裏
ものづくりだより482号
おはようございます。株式会社上村製作所 上村昌也です。
HKS中間パイプ、新品同様によみがえる!溶接修理の舞台裏
以前チタンマフラーの溶接を行った自動車販売店様から、
今度は販売店一推しのHONDA アコード用HKS中間パイプの
修理依頼が舞い込んできました。
長年の使用でパイプとフランジ部分に亀裂が入り、
排気漏れが発生していたとのことです。
ステンレスの溶接は、材料の特性上、熱による変形やひずみが発生しやすく、
高度な技術が要求されます。特に、排気ガスが当たる部分の溶接は、
耐熱性にも配慮する必要があります。
浸透探傷検査の結果、パイプとフランジの接合部に細かい亀裂が
多数確認されました。これらの亀裂を丁寧に除去した後、
TIG溶接機を用いて、母材との強度を損なわないよう慎重に溶接を行いました。
溶接後、再び浸透探傷検査を行い、亀裂が完全に修復されていることを確認しました。
お客様にも完成品をご覧いただき、「安心して長く使える」と大変喜んでいただきました。
今後も、お客様の大切な愛車を長く乗っていただけるよう、
様々な修理に対応してまいります。
特に、排気系パーツの修理は当社の得意とするところです。
お気軽にご相談ください。
https://www.kamimura.co.jp/type-r-2024-09/
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お問い合わせ先:075-982-2931
担当者:上村昌也
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