国際ウェルディングショー2022に行ってきた(統括編)
ものづくりだより389号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
開場から夕方17時まで見学をしました。
まとめますと、4年ぶりの開催ということで各社新製品を
このショーに間に合う様に開発された様です。
実際パナソニックのアクティブ溶接機なんかはその様なことを
担当者が言っていましたし、この機会にお披露目をしたいと思います。
以前みたいに可変アームロボットを使ってガンガン溶接を実演する
様なショーは減りました。少し寂しかった様に感じました。
ダイヘン、パナソニックは遠隔操作や溶接データー等のフィードバックの
管理のやりやすさを追求したネットワーク型に進化しています。
今後はこの方向に資源を注ぎ込んでいくと思われますし
総合力ではパナソニックが優勢になる様に感じられました。
しかしスタンドアロンで使うユーザーがほとんどと思いますので
この様な機能は必要ないかと思いました。
ただ溶接技術者が減少する一方で自動化への対応は無視できません。
VRのデモストレーションもやっていましたし、今までにあるものを
デジタル化しただけではIoTにはなりませんので
その辺りも考えていかなければなりません。
テクノロジーを使いこなせる企業、そうでない企業の2極化は
ますます広がりそうです。
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