ものづくりだより233号
おはようございます。溶接管理技術者の上村昌也です。
今日は溶接用シールドガスが即時値上げの通達についてです。
現在弊社で使っているアルゴン及びヘリウムなどのシールドガスが
即時値上げをする事を営業マンが伝えにきました。
ヘリウムを除くシールドガスは1本あたり200円の値上げで
ヘリウム混合ガスに至っては150%値上げを言ってきました。
仕入れ先のI社の話では運送費が値上がりしているため、ガスの値上げを
してほしいとのことですが、先日同業者からの聞き取りをしたところ
どうやら弊社の仕入れ先だけが値上げをするみたいで、他のガス屋さんは
値上げのことは言っていないようです。
特にひどいのはアルミ溶接用にヘリウム混合ガスを使っているのですが
他のガスの値上げを受け入れないと【ヘリウム混合ガスは出荷しない】
と、言われています。
ヘリウムガスが国内で取れないためカタールからの輸入になりカタールの
お国事情が悪いため、入荷量が減っているそうです。
事情はわかりますが、当方としましても、顧客にアルミ溶接の品質を落とさずに
安定供給させて頂くためには、150%UPとそのほかのガスの値上げ要求を飲まざる得ない状況です。
今までと同じように安易にガスが入手することができなくなってくる
事もあり得ると、心算が必要になってきます。
03.18.2019
追記
ヘリウムガスの値上ですが、仲の良い同業者にも値上げの話が
来たそうです。
ところが知り合いの同業者さんには値上げは20%での契約更新で
お願いされたそうです。どうも担当者レベルで言っていることが
違うみたいないい加減なところです。
再度交渉します。
03.20.2019
追記
販売店の営業マンさんが来訪してくれました。
他の同業者と単価を合わせてくれる事で決着しました。
コミュニケーションは円滑に行っておくべきです。やはり情報は
仕入れとかないとダメですね。相手のいいなりでは
物事がうまく進められないです。
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